イギリスで昔、船から荷物を運ぶ「ポーター」と言う働く人たちがいて、その人たちが黒ビールのスタウトとカキを一緒に食べていました。
そのアイディアから、あるクラフトビール工場が実際にカキを使って「カキスタウト」を作り始めました。僕はこのビールを飲みたかったので、イギリスで「カキスタウト」と書いてあるビールを買いました。そのビールはカキで作ったスタウトビールではなく、カキとよく合うスタウトビールだったらしく、がっかりした覚えがありました。
今回このビールを紹介するきっかけは、ロブが半分冗談で「カキスタウトなんてどう???」と言った事から始まりました。ロブは半分冗談だったのですが、僕は上で話した以前の経験もあったので、冗談には聞こえなく、速答で「YES」と大文字(大き声ね)で返事しました。
伊勢角屋の浦村牡蠣スタウトの香りと味
伊勢角屋の浦村牡蠣スタウトはビンを開けた瞬間に生臭さは感じませんでした。注いだ時にほとんど泡がなく、あぶらとまで言わないけど、どろっとした印象を受けました。このあぶらのような見た目からカキで作ったビールの味をやっと楽しめるじゃないかと思い期待していました。
グラスに入ったビールの香りはほとんどありませんでした。常温に近づくとコーヒーの香りがちょっと広がりました。
お待たせしました、そのお味は!
とっても苦いフレンチローストのコーヒーの味のようでした。残念ながら、カキの「カ」の字も味はしませんでした。
例えるとこんな感じです。↓
モルトくーん? はーい。
ホップさーん?はーい。
麦ちゃーん?はーい。
カキさーん?… 。
このビールにカキの味は欠席していました。
このビールの説目書きをみると、カキを使っている理由は、焼いたカキの香ばしさは伝えるためらしいです。あぶらのような見た目でしたが、さほどおもくはありませんでした。浦村カキスタウトはコーヒーの苦味や香ばしさが好きな人におすすめです。
〜伊勢角屋の浦村牡蠣スタウトの結果報告〜
このスタウトは、カキの絵のラベルを気にせず、このコーヒーのようなスタウトを楽しんでください!
僕の生臭スタウトを探す冒険は続きます!
2 comments
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Thanks for your comment! I put a lot of effort into writing this review, so you can guess that I wouldn’t bother if I didn’t like the beer. The gist of it is that it’s made with oysters but doesn’t have any oyster flavour to it, instead tasting of French roast coffee and having a thick, oily texture to it. I recommend it, but there are stouts that actually have an oyster taste out there that I want to try.